【書評】原因と結果の法則。どんな状況でもこれからの人生に希望を持てる
今回は原因と結果の法則について記載します。
本のあらすじ
人生においての各瞬間瞬間、目の前に現れる結果にはどんなものであれすべて原因があるという世の原則を簡潔な言葉で伝えてくれている本です。
まず前半では、結果には必ず原因があることや、原因にあたる部分は自分の思いであることが示されています。どんな結果にも必ず原因があることを丁寧に伝えてくれています。
中盤では、自分の人生は必ず自分が望む通りになるというメッセージとともに、明確に目標を思い描くことが大切であるということを説明してくれます。
そして後半では、自分の心の中に関心を持ち、本当に望むものをしっかりと認識できていれば、その人生は必ず理想の人生になるというポジティブなメッセージで締めくくられています。
本を読んでの所感
私はこの本を読んで、今までいろいろ考えていたことや悩んでいたことから一気に解放されたような気がしました。自分がこれから何を思うかによって、これから自分が見る世界が形作られるのであれば、これまでどんなことがあったとしても、これから何を望んでもいいんだと思えるようになりました。
私に限らず、これまでどういう経験をしてきたのか、自分がどういう基準で行動を選択してきたのかによって、これからを決めている人は多いのではないかと思っています。
この本を読んで、そうではなく、もっと自分の心に寄り添って、本当になりたい姿、本当に望んでいる状態を見つけていくことこそが、自分の人生を輝かせることにつながることを教えていただきました。
自分の人生ってこんなもんだよなと少しあきらめていた部分もあった私でしたが、そのこれまでの考え方に縛られる必要がないのだと思えました。
そして、同時に自分の人生に対しての責任は自分しか取れず、だからこそ幸せではない状態を作り出すのも自分自身であることを認識しました。
自分はどう成長できたか
それまでの自分は、いわゆる”いい人”と呼ばれる部類だったと思います。
その本心は、とにかく人には迷惑をかけたくなかったというのがあります。
自分自身に極端に自信がなかったため、人と関わることでプラスの影響を与えられるわけがないと考えていました。しかしながら、いろんな人と関わる中で、自分も人にプラスの影響を与えられるようになりたいと心の中では望んでいました。
そんな時にこの本に出会って、過去関係なく今の、これからの思いによって、これからの人生を作っていくことを許されたような気がしました。
そこから自分自身で行動しようと考えたことを、ドキドキはするが実行してみることで、自分の精神状態や行動が劇的に変化しました。学生時代の友人などに会うと、全くの別人になったといわれることが多い最近です。
しかし悪い意味ではなく、すごく笑顔になったね、そのほうが絶対にいいよと言われます。これからに関しても、現状に満足することなく、その都度自分の心に素直になって、自分の望む姿を明確に描きどんどん望む人生を手に入れていきたいと考えるようになっています。