【書評】一瞬の判断力。ピンチをチャンスに変える53の法則
今回は赤星憲弘さんの一瞬の判断力について記載します。
本のあらすじ
宝島社から発売された、赤星憲弘さんの本です。
元阪神タイガース外野手で盗塁王を数多くとった球界を代表するスピードスターです。
現在は野球解説者として、活躍されています。
この本は赤星選手のプロ野球に入る前の不安や活躍している中での努力、自分なりの工夫を他の選手の実名も出して赤裸々につづった経験談です。
阪神ファン、赤星ファンはもちろん、私は野球以外でも十分に使えるビジネス書として活用しています。
本を読んでの所感
サブタイトルは、ピンチをチャンスに変える53の法則です。
本は全体に第6章全53項目に分かれていて、読みたいテーマからの読みやすい感じになってます。
自身の選手時代の経験や監督、コーチや先輩、同僚の言葉など、本を読んでいるうちに私は思いました。
阪神タイガースの次期監督は赤星憲弘がした方が面白いと。
彼は試合中の事故で引退し、その怪我のせいで未だに現場復帰さえできないでいます。
でも彼には指導者として十分な素質があると、リスペクトします。
本を読んだだけの素人判断ですが、私はこの本で成長できたのですから、勝手ながら赤星の生徒です。
阪神ファンもあって、実名で選手の事も書いてありますので、何か身近に感じる選手も見えて嬉しいです。
自分はどう成長できたか
いつも行き当たりばったりの私は「いい練習」よりも「いい準備」という項目を読んで、仕事の取り組み方が変わりました。
忙しく短納期の仕事では、とりあえず目の前の仕事をやっていましたが、優先順位を頭に入れて仕事前のちょっとした必要な準備をすることで全体が見えるようになりました。
いい準備をして取り組めば忙しくても、気持ちに余裕が生まれます。
「何時間やった!」はやめようという項目も私に当てはまる項目でした。
長い時間勉強しても何も覚えてなければただの時間つぶしで、時間を無駄に過ごしただけです。
それなら、確実に1つだけを覚えた方がいいという事で、私はそれ以降、仕事でもピンポイントで覚えるテーマを決めて取り組むようにしています。
覚える項目を絞ることで、より忘れない覚え方が出来るようになりました。