【書評】GRIT やりぬく力。情熱と努力が続かない人必見
今回はリンダ・キャプランのGRIT やり抜く力について記載します。
本のあらすじ
人生において成功をつかむためには何が必要なのでしょうか。
生まれもった才能と答える人もいると思いますが、GRITの考え方はその考えを真っ向から否定します。
GRITの考え方には物事に対する情熱をもち目的を成し遂げるために粘り強く努力すること、またさらに、それを継続させることによって成功を掴み取ることができるという哲学があります。
それを実際にアメリカのとある学校で調査した結果、GRITの要素を兼ね備えた生徒が成績優秀者である確率が極めて高いという結果が出ています。
この本ではGRITの考え方を様々な調査例と照らし合わせながら解説しております。
本を読んでの所感
普段何かにチャレンジしていく上で壁に当たることがあると思います。そこで踏ん張りが利かずに諦めていく人が後を絶ちません。
しかしながら成功している人というのは、大概努力し続けています。
一度挫折しても腐らず努力し続ける人が結果を手繰り寄せるのです。
チャレンジし続ける人というのは失敗を積み重ねることを躊躇しません。失敗から学べることが貴重であることがわかっているからです。
確かに生まれ持った才能というのは人それぞれ違います。
ただし、その才能を生かすかどうかも自分自身にかかっていますし、努力しない限り才能が開花されるということはありません。
自分で粘り強く考えて行動する能力というのはその人次第で身につけられます。人生がどうなるかはその人次第であるといえます。
自分はどう成長できたか
本を読む前から何かを成し遂げるためには根性が大事だと考えていました。
GRITを読んで自分の考え方により確信を持ちましたし、さらにチャレンジ精神を持っていろんなことに取り組もうと思いました。
何かうまくいかないとき、挫折を味わったときに、他人のせいではなく自分の情熱と努力が足りないと確信するようになりました。
実際に、私は平凡な人間だと思っています。多くの挫折も味わってきました。
しかし、諦めずに努力を続けてきた結果報われたことも多くありました。
才能がなくても何かを成し遂げることができた経験というのは大きなことだと感じています。
GRITを読むことで今さらに攻めの姿勢でチャレンジするようになりましたし、簡単に諦めないことをより意識するようになりました。