【書評】夢が勝手にかなう「気功」洗脳術。気功の本当の正体と習得方法がわかる
今回は夢が勝手にかなう「気功」洗脳術について記載します。
本のあらすじ
著書の苫米地英人氏は脳機能学者として有名で、現在までおよそ200冊の著書を出している方です。
世界トップクラスの大学であるカーネギーメロン大学で研究活動を行い、脳科学のプロとして教育活動や世界的コーチであるルータイスと組んでコーチングを広める活動をしたり、さらには警察からの依頼でオウム信者の洗脳を解く脱洗脳も行った方です。
そんな苫米地氏はさらに子供の頃から仏教や気功に英才教育も受けており、チベット密教の阿闍梨の位も持ち、さらには田中角栄が日本に呼んだ中国の有名な気功師の弟子だったりもします。
この著書では、苫米地氏が自身の専門である脳機能学の観点から、気功とは立派な科学であり、その効果は計り知れないものであることを説明しています。さらに、それをうまく使うことで、人生を劇的に変化させることができる、その方法も解説しています。
本を読んでの所感
気功と聞くと、どうしても眉唾な感じがしてしまいますが、本書を読んでそんな考えは吹っ飛んでしまいました。
気功は現実に実際に存在するものであり、本物の気功師はそれを活用して、多くの人の病を本当に治療してきたのだということが納得できます。
さらに重要なのは、気功とは一部の天才だけが使えるものではないということです。
普通の人でも仕組みをちゃんと理解して、正しい方法で練習すれば気功が使えるようになるのです。本書の中ではその方法も具体的に書かれています。
本を読んでもらいたいので、具体的な内容はここでは記載いたしませんが、いわゆる丹田やらオーラやらと言ったスピリチュアルな方法ではありません。
苫米地氏は科学者です。しかも、理系の世界トップの大学で博士号を取るほどのエリートです。従いまして、抽象的でどうやったら良いのかよくわからないような方法を語っているわけではありません。
気功とは科学的に言うとこうこうこういうものであり、それを自分でもやるためにはまずはこれをこうしてと、とても分かりやすくかつ具体的に教えてくれます。
ちなみに、よく言われる手のひらから遠赤外線が出ていてそれが気功の正体だ、といった話ではありません。むしろ、これに関しては否定しています。気功の正体はもっと別のものなのです。
自分はどう成長できたか
この著書を読むと、気功が使えるようになります。
怪しいと思いませんか?それは、気功とは何なのかを具体的に分かっていないからだと思います。私も実際そうでした。しかし、今は違います。
気功の正体を知りました。
スピリチュアルを信じない私にでも納得のできる内容でした。そして、気功が使えるようになりました。もちろん、病を気功で治すほどの先生方には遠く及ばないレベルです。しかし、このことを知らなかった以前と比べると劇的な変化と言えます。
そして、これは本書の確信に触れてしまうのですが、気功を使えるようになると自分自身の考え方、価値観、もっと心の奥底にある私自身を構成するものを、自由に書き換えることが出来るようになります。
これが本書の一番大事なところです。気功を使うことで、自分の行動を変えることができるのです。
つまり、夢に向かって走り出すことが、今までよりもずっと簡単になります。
私にも叶えたい夢があります。その実現のために、毎日、この本で学んだ気功を使っています。眉唾なように聞こえるかもしれませんが、これは事実なのです。まずは、気功とは本当は何なのかについて知ることが大切です。私のように考え方も、その後の行動も大きく変わると思います。