【書評】世界でいちばん自分を愛して。自分を愛することで人生が好転する
今回は中野裕弓さんの世界でいちばん自分を愛してについて記載します。
本のあらすじ
この本は、著者が実際に体験をして得た、人生を好転させる方法について書いてあります。
世間では、自分よりも他人を愛しなさいや、まずは他人に与えなさい、他人を優先しなさいと、自分よりも他人を大切にすることがよしとされています。
一方で、自分を優先することは、人のことを考えられない自分勝手な人という印象が持たれて、悪いイメージがあるのではないでしょうか。
著者が提唱しているのは、他人よりもまずは自分を愛しなさいということです。
自分を愛することで自然と心に余裕が持てて、人を愛することができるし、人からも大切にされたり人生が好転したりといいことが起こってくるそうです。
この本では、自分を褒めて認める、慰める、かばう、自分にプレゼントをするなど、自分を愛するとはどういうことなのかを著者の実際の体験に基づいて書いてあります。
これまで自分をないがしろにしていた人、人生がなんとなく行き詰まっていた人にとってとても参考になる本でしょう。
本を読んでの所感
自分を大切にする、自分を愛するということの大事さは以前からわかっているつもりでした。
しかし、実際にはできていませんでした。
自分を愛するってどういうことなんだろうという疑問が心のどこかにあったような気がします。
今回、この本を読んだことで、本当の意味で自分を大切にする、愛するという方法を知ることができました。
この本を読んでいなかったら、自分を愛するということを勘違いしていたかもしれません。
この本に書いてある自分を愛する方法は、とても簡単なものです。
いつでも誰でも始めることができるので、日常生活に簡単に取り入れることができます。
自分を愛することで人生が好転していくという常識を覆すような内容はとても新鮮で、また、目からウロコでした。
自分はどう成長できたか
この本を読んでから、早速、自分を愛する方法を毎日の生活に取り入れてみることにしました。
すると、今まで自分を責め続けていたことがわかったのです。
そこで、意識して自分をかばい、認めて褒めてあげることを心がけてみました。
始めは慣れずに苦戦しましたが、徐々に自分を責める時間が減り、大切に愛することができてきたのです。
そのおかげで、人から何かプレゼントをもらう機会が多くなったり、ラッキーだなと思うようなことが多くなったりしたのです。
1番大きな成長は、自分を大切な存在として扱えるようになり、以前よりも心が軽くなったことです。
怒りや落ち込み、不安などのマイナス感情が湧いてくることが少なくなり、だいぶ楽に生きられるようになったと思います。
それによって、自分に余裕ができ周りの人に対する接し方もいい方に変わってきたような気がします。
この本に出会って、本当によかったと思いました。